篠山の歴史を知る「篠山町75年史」ー「教育(小学校(その2))」

昭和22年4月1日
学制改革により、高等科を廃し篠山町立篠山小学校と改称、同年8月1日育正会が発会した。
 
昭和25年3月14日
午後9時半東館より出火し、2階建1棟4教室100坪を全焼した。直ちに全職員は各自俸給1ヶ月分を再建資金として寄附する事を町当局に申し出た。
 
昭和25年5月17日
本校創立77周年記念式を挙行。本年度在籍児童数、男子578人、女子577人合計1,155人。
 
昭和25年9月
県下健康優良学校表彰により第1回優勝として表彰された。
 
昭和26年1月4日
東館再建起工式を行う。同3月11日上棟式を挙行、同7月11日落成。建坪117坪、工費179万円。
 
昭和26年9月
県下健康優良学校表彰式に於いて、特選表彰を受けた。
 
昭和27年3月
当時の山崎担洞町長は小学校校舎改築の議を町会に提案した。町財政の不如意から種々論議されたが、いよいよ議決され、山崎町長就任第一の事業として町財政窮乏の折柄これを克服し、全校舎改築設計を十分検討し、愈々第一期工事から4ヶ年計画で改築することになった。
 
昭和27年5月1日
第1期工事普通教室10教室、延363坪強、工費795万円で丹陽組に落札し、同5月3日起工、同6月29日上棟、同12月20日落成。
 
昭和28年3月5日
第2期工事普通教室10教室、延377坪強、工費1,815万円で播丹土建に落札、同4月16日起工、同7月22日上棟、同11月3日落成。
 
昭和29年4月18日
第3期、第4期工事入札、第3期工事は特別教室2棟11教室、延502坪、工費1,505万円で同5月18日起工、同8月3日上棟、同11月3日落成。
 
昭和29年5月
森本精一郎より科学教育振興資金として、金30万円の寄贈を受け、科学教育振興会を設け、年々その事業を行う事とした。
 
昭和29年9月
本校育成会はその運営よろしきを得、県下育友会振興上貢献した故をもって、県下育友会協議会長より感謝状を受けた。
 
昭和29年10月
講堂東側土堤石垣77間完成。
 
昭和29年10月
県下健康優良学校として特選表彰を受けた。
 
昭和29年11月3日
第4期工事として本館並に西館取りこわしに着手、同時に新築着工。
 
昭和30年2月26日
上棟、5月落成の予定である。間取りは校長室、応接室、職員室、事務室、様式会議室、和式会議室、控室、図書室、放送室、電話室、宿直室、小使室、便所等であり、既に完成の普通教室20教室2棟と共に美術建築的最新の設計である。
 

このページの記事は「2005年トライやる・ウィーク」で篠山市立篠山中学校の2年生3名が作成したものです。

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