篠山の歴史を知る「篠山町75年史」ー「教育(農業高等学校)」
農村青年教育の振興を意図して昭和8年6月、篠山旧城郡公会堂の一部を校舎として多紀実業高等公民学校が開校した。
西羅岩太郎の献身的努力によって生まれたものであり、当時の篠山町長、郡町村長会長古川岩太郎の深い理解と協力が与って力があった。
沿革
昭和8年5月17日
多紀郡篠山町外18ヶ村一部事務組合立多紀実業高等公民学校設立認可
昭和8年6月25日
開校式を挙行
昭和10年8月1日
公立青年学校多紀郡実業高等公民学校と改称
昭和13年3月31日
篠山町外18ヶ村一部事務組合多紀実業学校に組織変更
昭和16年10月30日
新校舎落成並に甲種昇格記念式挙行
昭和17年2月5日
農産加工室乾燥機より出火焼失
昭和21年3月12日
校舎を旧部隊跡へ移転
昭和21年3月13日
女子部を設置。生徒定員変更
昭和21年4月1日
兵庫県に移管、兵庫県立篠山農学校と改称
昭和22年4月1日
学制改革に伴い、兵庫県立篠山農業高等学校と改称、併設中学校を置いた。
昭和23年9月20日
増改築工事竣工、一部校舎移転
昭和23年10月15日
定時制課程創設
昭和24年10月2日
第1、2校舎及び金工室建物焼失
昭和25年8月20日
西校舎改造成る
昭和26年9月30日
新校舎落成
昭和27年3月31日
城北村知足に演習林設定
昭和28年4月1日
吹上農場に教室及び倉庫新築畜舎、堆肥舎の改増築成る
昭和29年9月21日
体育館兼講堂落成
歴代校長
西羅岩太朗 昭和7年6月-同23年10月
片倉恵 昭和23年11月-同24年8月
酒井幸次郎(事務取扱) 昭和24年8月-同25年2月
西垣喜代治 昭和25年2月-現在
このページの記事は「2005年トライやる・ウィーク」で篠山市立篠山中学校の2年生3名が作成したものです。