民話と伝説ささやま-大火を吹き消した唐獅子 ■立町
立町の尊宝寺の山門に、立派な彫刻の唐獅子が上げられている。
さて、文化4年(1807)の昔、立町一帯を焼きつくすという大火があって、この尊宝寺も、近くの来迎寺も焼失してしまった。
ところが、尊宝寺の山門だけは猛火につつまれながらも不思議に焼けずに残ったのである。これはこの獅子が文字どおり獅子奮迅、大火を吹き消したからだというおもしろい伝えが残っている。
ちなみに、この山門は明和3年(1766)に建立されたものである。
立町の尊宝寺の山門に、立派な彫刻の唐獅子が上げられている。
さて、文化4年(1807)の昔、立町一帯を焼きつくすという大火があって、この尊宝寺も、近くの来迎寺も焼失してしまった。
ところが、尊宝寺の山門だけは猛火につつまれながらも不思議に焼けずに残ったのである。これはこの獅子が文字どおり獅子奮迅、大火を吹き消したからだというおもしろい伝えが残っている。
ちなみに、この山門は明和3年(1766)に建立されたものである。