篠山伝統的建造物群保存地区内の指定文化財等

国指定史跡 篠山城跡(ささやまじょうあと)

 

篠山城跡空撮(南西から) 所在地:篠山市北新町

指定年月日:昭和31(1951)年12月28日

 篠山城は、慶長14年(1609)に徳川家康の命により天下普請で築かれた平山城です。
 昭和31年に国の史跡に指定され、昭和41年以降石垣修理などの保存修理事業を継続的に行い、城跡の保存整備を図っています。また丹波ささやまさくらまつりやデカンショ祭りなど様々なイベント会場としても活用されています。
天守台・本丸高石垣 丹波ささやまさくらまつり


■篠山城大書院(ささやまじょうおおしょいん)

 

篠山城大書院 所在地:篠山市北新町

 篠山城大書院は、昭和19年(1944)に焼失した篠山城最大の建造物であった大書院を学術調査の成果に基づき、平成8~11年度にかけて復元したものです。史料館も併設し、篠山城築城関係の資料等が展示されています。
 また館内では民俗芸能発表会が行われるなど文化活動の会場としても活用されています。
ふるさと伝統文化活性化事業合同発表会 大書院内部


■篠山城二の丸御殿跡

 

篠山城天守台・本丸・二の丸空撮 所在地:篠山市北新町

 篠山城二の丸御殿跡は、大書院のように立体的に復元できる資料がなかったため、江戸時代の二の丸御殿間取図と発掘調査の成果等をもとに平面表示の手法で整備しました。
 御殿跡全体を盛土によってかさ上げしていますが、イベント等に活用しやすいようにフラットに仕上げています。平成15年には舞楽公演の会場として活用され、大書院を背景にした幻想的な空間となりました。
二の丸御殿跡 舞楽公演


■県指定 小林家長屋門


 

小林家長屋門 所在地:篠山市西新町

指定年月日:昭和54年3月20日

 文化年間(1804~18)に篠山藩第12代藩主青山忠裕が、その老女小林千衛のために修復した屋敷の長屋門です。篠山城西外堀に面し、当時の面影を伝える篠山城下町を代表する建造物です。
 内部は非公開です。



■市指定 旧安間家住宅(現 市立武家屋敷安間家史料館)


 

安間家史料館 所在地:篠山市西新町

指定年月日:平成6年5月20日

 旧安間家住宅は、茅葺きで曲屋形式の主屋と瓦葺きの土蔵が残る武家屋敷住宅です。平成5年に旧所有者より篠山町に寄贈されたのを機に、武家屋敷史料館として利活用を図るため、解体修理を行い、平成7年に開館しました。館内では篠山藩ゆかりの資料を展示しています。
安間家史料館 安間家史料館内部


■市指定 西坂家住宅

 

西坂家住宅 所在地:篠山市河原町

指定年月日:平成元年2月16日

 西坂家住宅は、河原町の西端に位置し、かつて醤油屋を営んでいた家で篠山城下町の妻入り商家群を代表する建造物として貴重なものです。
 内部は非公開です。


■市指定 川端家住宅

 

西坂家住宅

所在地:篠山市河原町

指定年月日:平成17年7月13日

 川端家住宅は、間口が蔵、塀を含めて9間半の入母屋造平入りの町家で、3間から3.5間の間口が多い河原町の商家群の中で、西隣の西坂家住宅に次ぐ広い間口と敷地面積を有し、西坂家住宅と共に伝建地区を代表する町屋です。
 内部は非公開です。

 

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リンク集(外部サイト)


 

篠山城大書院 篠山歴史美術館 青山歴史村 

 

安間家史料館 

 

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