ごあいさつ
企業の皆様へ丹波篠山市への企業立地をご提案します
丹波篠山市は、京阪神の大都市圏から概ね60分以内に位置しながら、現在も日本の原風景を思わせる素晴らしい景観が守り受け継がれるとともに、独特の気候風土に育まれた優れた特産物は全国に誇る自慢です。近年、こうした日本のふるさとを求め、多くの観光客の皆様が訪れていただいています。
そのような中、平成27年4月には、文化庁が新たに創設した「日本遺産」(※1)第1号に「丹波篠山デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐ故郷の記憶」が選ばれるとともに、同年12月には国内では7都市目となる「ユネスコ創造都市ネットワーク(※2)」のクラフト&フォークアート(工芸、民族芸能)部門に加盟することも認定されました。
今後、その魅力をさらに高め、日本、世界に誇れる魅力あふれるまちづくりを進めていきます。
都市圏に意外と近い!
皆様は丹波篠山市に山奥の田舎のイメージをおもちですが、京阪神大都市圏からいずれも約50km圏内に位置し、現在は、道路交通網が整備され概ね60分以内での移動が可能です。また鉄道についても、JR福知山線で大阪駅まで約60分と都市圏から意外と近いです。
その他、空路については、大阪国際空港までは車で40分、港湾については、神戸、大阪港はもちろん、舞鶴港にも約50kmとほぼ同距離にあり、南北の港湾の活用に非常に便利だといえます。
すばらしい景観!日本のふるさと
次に操業環境についてですが、丹波篠山市には山林、田畑の自然風景や城下町の歴史的町並みなど、日本人が忘れがちな原風景が残っています。こうした環境は、そこで働く社員の皆様のストレスが軽減されるとともに、丹波篠山のホンモノの優れた食材を食すことで体の健康を保つなど、心身の健康維持・増進に必ず繋がると考えます。
“農都”篠山!多くの観光客
丹波篠山市は、その独特の気候風土の恩恵により、古くから優れた特産物を育んできました。そして、今日まで当地の基幹産業は農業であり、これは未来へと受け継いでいかなければと考えております。そこで平成20年度に「農都宣言」を行い、全国へ農の都であるとの発信を行いました。
また、丹波篠山市は近年観光地として認知いただき、多くの観光客にお越しいただいております。豊かな食のみならず、民俗文化、祭事風習、伝統産業など、“懐かしい・・・けれどもどこか新しい!”丹波篠山で皆様に感じていただいていると自負しています。
企業の皆様には、こうした丹波篠山市のイメージを製品・商品のイメージアップに活用いただければと考えております。
ご進出をお待ちしています
人と人、人と自然の「共生」社会が求められる中、丹波篠山市には温かい人間関係、豊かな自然が息づいていて、まさに21世紀にふさわしい企業活動の場所であり、さらには国指定史跡「篠山城」を中心として広がる城下町地区など歴史的街並みや丹波焼、丹波木綿などの伝統工芸、そして豊かで優れた農産特産物など大変素晴らしい地域資産に恵まれています。
今、丹波篠山市は、日本に、世界に誇れるまちとして、その特性を活かした個性的で特徴的な“まち”を目指した施策を展開しています。皆様とともにこれからの“丹波篠山の時代”を創って行きたいと考えております。
皆様のお越しをこころからお待ちいたしております。
平成28年
丹波篠山市長 酒井 隆明
(※1) 地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定すると
いうもので、文化庁が平成27年に新たに創設した制度です。
(※2)文化芸術と産業経済の創造性に富んだ都市のことで、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みとして設立させた事業です。