丹波ささやま五十三次(西紀編)
八坂神社
沿革等
八坂神社は、素戔嗚尊を祭神とし、高坂字庄谷の坪に鎮座します。初めは、打坂に祀られていましたが、貞享4年(1687)に現在地に移され、明治6年(1873)北河内村村社に列せられました。また、境内の小社祇園社は、明治4年に本殿が造営されたとする棟札が残されています。
祭日は、4月11日の初講祭、7月7日は、村祈祷を兼ねた夏祭り、例祭は、10月6日、神事の後、餅撒きを行い、村内安全と五穀豊饒を感謝しています。この八坂神社は、小さな村の鎮守の神様ですが、標高408メートル、おそらく市内で最も高い位置に祀られているのではないかと思われます。
また、社に続く山嶺は、遠望すると人が仰臥したような不思議な山容をしています。