沿革等
春日神社
昔は、梅の宮といったのを梅田春日と改称しました。紀忠道の守護神で、元天田郡細見庄中出村にあったのを、仁安元年(1166)其の神体をこの地に遷してお祀りしました。
文化14年3月21日、650年の大祭が行われています。天保7年5月に社殿が焼失し、弘化元年再建されました。
祭日 春祭 4月21日 夏祭 7月30日 例祭 10月21日
春日踊り
春日おどりは市の無形民族文化財に指定された郷土芸能で、毎年、秋の春日神社秋期例祭に奉納されます。氏子の子ども達が長襦袢に紺地の着物を着て、その着物を肌脱ぎにして垂らした服装で、境内に並べられた縁台の上で5色の御幣などを持って、大人が奏でる口上と囃子に合わせ、独特の踊りが奉納されます。歌詞は、鯉の滝登り、豊年踊り、兵庫くどき、忠臣蔵など15種あまりが伝えられています。
起源については明らかではありませんが、その歌詞などからして、江戸時代中期頃ではないかと考えられています。