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丹波ささやま五十三次(西紀編))
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丹波ささやま五十三次(西紀編)
松隣寺
沿革等
もとは天台宗の寺として天文年間に開かれたと伝えられ、現在は曹洞宗となっています。松隣寺の名は、草山城(細見城)の主であった細見将監信光の院号「松隣院殿」からつけられたとされています。
境内横にある薬師堂には、薬師如来の脇侍として二躯の立像が安置されています。この二躯は、損傷が著しいものの左脇侍の菩薩形立像が平安後期から鎌倉時代の像容を示し、右側の如来形立像も鎌倉時代後半といった作風が見られます。大きく破損していますが、市内に残された数少ないこの時期の作品で、貴重な文化財です。