篠山市の指定文化財

長谷寺妙見堂

深入寺（廃寺）の境内にあった鎮守社である。建立年代は、様式や手法から室町時代中期とされ、全体に神社建物の古い建築様式を留めている。一間社流造の比較的簡素な建物で、屋根は、手割り板を用いた長板葺きである。屋根匂配が緩いことによってゆったりとした趣を見せ、それに細い木柄がよく調和している。解体修理が施されているため、建立当時の美しさを今も保っている。

篠山市の指定文化財のページは「2007年トライやる・ウイーク」の期間中に篠山市立篠山中学校2年生2名が、5日間の活動の中で作成したページです。内容は篠山市教育委員会編集「篠山市の指定文化財」に基づいています。 2007年6月