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木造瓦葺、二間四方の建物で、身舎周囲に1.5m幅の縁を巡らせた護摩堂である。元篠山春日神社(黒岡)の神宮寺であった栄松寺の護摩堂を、嘉永3年(1850年)に長源寺境内に移築したものである。古記録から松平(形原)氏が篠山藩主の時代の、慶安2年(1649年)から寛延元年(1748年)の間に、当時の藩主によって建立されたものと考えられている。総ケヤキ造で、扉をはじめ建物内部の各所に「三葉葵」の紋が配されるのを特徴とする。江戸時代中期の建物として貴重である。 | ||
篠山市の指定文化財のページは「2007年トライやる・ウイーク」の期間中に篠山市立篠山中学校2年生2名が、5日間の活動の中で作成したページです。内容は篠山市教育委員会編集「篠山市の指定文化財」に基づいています。 2007年6月 |