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室町時代に造られた在地土豪の居館跡で、外敵の侵入を防ぐため屋敷の周囲に土塁と堀を巡らしている。土塁は高さ1.8m、幅(底辺)約4mあり、館を方形に囲んでいる。堀はその土塁の外側に穿たれており、東側については自然河川を堀として利用している。南側の堀については水田化していたが、幅7mにわたり復元が成され本来の景観がよみがえっている。中世の豪族居館の在り方がこのように明確に残っている例は非常に珍しく、生きた歴史資料として貴重である。 | |
篠山市の指定文化財のページは「2007年トライやる・ウイーク」の期間中に篠山市立篠山中学校2年生2名が、5日間の活動の中で作成したページです。内容は篠山市教育委員会編集「篠山市の指定文化財」に基づいています。 2007年6月 |