ホーム > 地域情報データベース > 先賢の足跡が語る > 大石勿斎(おおいしこっさい)編 |
-学徒に父母の如く敬慕された教育者-
(明治42(1909)年12月4日、歿69才)
篠山藩士である。資性は温淳忠良で、親には至孝。初め藩儒渡邊弗措に学び、学成ってから藩に仕えて多くの功績があった。
勿斎は各藩の志士と交際し、勤王を主唱した人である。
廃藩の後は専ら育英につとめ、明治12(1879)年7月には、篠山中学校長を務め、鳳鳴義塾やその他の学校にも奉職して評判もよく、名声の高い人で、多くの著述がある。