平成23年度　ふるさと応援寄付状況

━事業の概要━

　丹波篠山ふるさと応援寄付は、平成２０年４月の地方税法の改正に伴う「ふるさと納税制度」に基づき募集を開始しました。この事業は、篠山市の豊かな自然や伝統文化等の財産を後世まで引き継ぐため、郷土に愛着を持ち、魅力ある篠山市の維持・発展を願う人々の寄付金を財源として、多様な人々の参加による個性あるまちづくりを進めていくことを目的としています。皆様からいただいた寄付金は、「丹波篠山ふるさと基金」に積み立てたうえで、使い方に沿った事業に活用させていただいています。

━平成23年度　丹波篠山ふるさと応援寄付の状況━

★寄付状況（平成２３年４月１日～平成２４年３月３１日）
	寄付合計金額　　　１８，８６５，９１２円
	寄付者数（延べ）　　　４２名

★寄付金の内訳

寄付金の使い方	金額（円）
（１）まちづくりに関する事業	１２５，０００
（２）くらしに関する事業	７０，０００
（３）文化・教育に関する事業	１２，８０１，０００
（４）その他市長が必要と認める事業	５，８６９，９１２
合計	１８，８６５，９１２

━寄付金の活用状況について━

　皆様から頂戴しました寄付金については、全額「丹波篠山ふるさと基金」に積み立て、下記事業に活用させていただきました。それ以外の寄付金については、平成24年度予算で皆様に指定いただいた使い方に合った事業に活用させていただきます。

平成２３年度事業内容

事業名	事業費	内容
篠山ふるさとガイドブック増刷	１，７６０，０００円	篠山の良さを知っていただくために１７，５００冊増刷して、市内全世帯と丹波篠山ふるさと応援団の方に配布しました。
消防署広報車両購入	２，１４０，３９０円	火災予防、防災の広報をするために消防署広報車両を購入しました。
企業紹介パンフレット作成	８５０，５００円	若者の市内就労による地元定着と市内企業の人材確保のために、市内の企業などの魅力や特色を紹介するガイドブックを１，０００冊作成し配布しました。
ふるさと篠山に住もう帰ろう運動推進助成金	１，５６９，０００円	市民が一緒になって「ふるさと篠山に住もう帰ろう」運動を進めていくために、きっかけをつくる活動１４件に対して助成しました。
計	６，３１９，８９０円

　【企業紹介ガイドブック】　　　　　　　　【篠山ふるさとガイドブック】　　　　　　　　　　　　【消防署広報車両】

平成24年度は、下記事業に活用させていただく予定です。

（１）創造都市ネットワーク推進事業関連

国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）のユネスコ・クリエイティブシティーズネットワークに登録するための申請書の原案作成を最終目標にし、その目標を達成するために必要な情報及び技術を提供してもらい、同時に地域の担い手の形成支援を通じた事業に活用します。

（２）定住アドバイザー設置関連

地域と行政のパイプ役としてまちづくり地区を単位として、篠山暮らしの支援や定住促進を推進する「篠山市定住アドバイザーの設置に活用します。

（３）定住支援ガイドブック作成費用

篠山暮らしの案内、定住に向けた支援の概要をまとめた冊子の作成に活用します。

（４）古民家再生促進支援事業補助金

地域住民が主体となって取り組む空き民家を活用した田舎暮らし体験・交流拠点施設等の施設整備に活用します。

（５）篠山市展（河合賞賞金）

篠山市展のさらなる充実のために活用します。

☆澤山　勝さん　ふるさと納税！☆

　大阪市内で不動産賃貸業を営まれている篠山市　市野々出身の澤山勝さんが、篠山市役所を訪れ、100万円を寄付していただきました。

　澤山さんのふるさと篠山に対する思いは強く、平成21年から4年連続で100万円を寄付されており「人材育成や東部地域の活性化に役立ててほしい。今後も寄付を続けていきたい。」と酒井市長に手渡されました。

☆田畑　富子さん　ふるさと納税！☆

　篠山市杉在住の田畑富子さんが篠山市役所を訪れ、100万円を寄付していただきました。
　田畑さんは平成21年にも100万円を寄付されており、今回で2回目。「高齢者の福祉のために使ってほしい。」と酒井市長に手渡されました。

☆フルヤ工業株式会社　代表取締役社長　降矢　寿民さん　ふるさと納税！☆

　篠山市内でプラスチック製造業を営まれている降矢寿民さんが、篠山市役所を訪れ、111万1千円を寄付していただきました。
　降矢さんの篠山を思う気持ちは強く、平成22年から4年連続で寄付いただいており「若い人の教育関係に使ってほしい。」と酒井市長に手渡されました。