圓増浩之著
デカンショ節に関する一考察
現存する2つのデカンショ節について
篠山市内においてデカンショ節の保存と振興に長く携わってこられた圓増浩之さんが地元には曲調の異なる2つのデカンショ節が存在することに注目し、様々な資料を掘り起こしながら今広くうたわれるデカンショ節が生まれた歴史的経緯などを考察しています。
本サイトでは、重要な地域情報であるデカンショ節のデータベースのひとつとして「デカンショ節に関する一考察」を圓増さんの了承を得て掲載します。デカンショ節を歴史的に考察する上でのひとつの問題提起であり、ひとつの意見と考えられます。
読みやすくするため原文を少し訂正していますがご了承下さい。
- デカンショ節に関する一考察 1
- はじめに
- 現実に、曲調の異なる二つのデカンショ節が存在する。
- 伝統文化の変遷
- デカンショ節が歩んだ回り道
- 昭和初期には篠山であまり唄われなっかたデカンショ節
- デカンショ節と崎山健之助氏
- 篠山地方の盆踊について
- 明治末期からの盆踊
- デカンショ祭が育て上げたデカンショ節
- みつ節(みつ節踊り)考証への一歩
- デカンショ節のルーツについて
- 実在する二つのデカンショ節
- もう一つのデカンショ節(篠山節)の波及経路
- 学生歌デカンショ節(はやりうた流行歌としての)
- 昨今の民謡ついて思うこと
- デカンショ節について思うこと
- みつ節(みつ節踊り)考証への一歩
- ようやくできたデコンショ踊り(みつ節踊り)の発掘
- デカンショ節と踊りの保存振興のために一つの提案
デカンショ祭の振興のためにも
- おわりに
- 楽譜
- もうひとつのデカンショ節歌(歌詞は最近のものと大きく変わりありませんが、節が大きく今とは違います。( wavファイル 920K)