■第1期生として入部し、会長を務めた川端さんにインタビューしました。
●入部のきっかけは?
学生のころから合唱部に所属し、音楽には関わっていました。交響ホールができる以前は、鳳鳴高校の講堂で演奏会を行っていましたが、そこで裏方もしていたこともあり、自然な流れで、オペレータークラブに入部しました。
●20年以上もの間、なぜ続けることができたのでしょうか
まず、人とのつながりがおもしろいということです。
オペレーター同士も、年齢層が異なる人の集まりで普段の生活では出会わない人ですし、ホールで催し物をされるサークルの人とのつながりができたり、色んな人とかかわり色んな人の輪ができていきます。人と関わることが好きということもありますが、やっているうちにその輪の中でたくさんの感動を得ています。
スタッフとして関わる催し物に、お客さんがたくさん来られたらやっぱりうれしいし、お客さんの反応が良かったら嬉しくなります。
篠山城の石垣の上にはお城はないけれど、自分たちの活動の場である城(ホール)を守っていきたい、そんな思いで活動を続けています。
●大変なことはありませんか?
オペレーター以外にも、仕事や家庭の都合もあるので、市民ミュージカルの時などハードなスケジュールの場合はつらい時もあります
しかし、やると決めた以上は、中途半端にしたくないし、大変なときほど、成功したときのやりがいはあります。
●これからのステージオペレータクラブについて、ひとこと
他の裏方ボランティアスタッフでは、廃れていく例も見受けられますが、皆と仲良く続けて行きたいと思います。
そのためには、日々変わっていく新しい技術を見たり聴いたりして勉強しながら、前に進んでいく必要があると思います。
オペレーターとして利用者に喜んでいただけて、自分たちもやりがいを持ち続けていくようにしたいです。
(2010.7/7取材)(※2011.5/8修正)
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